加工事例

インバー材を加工した組み合わせ部品の事例です。
部品の下部がシャフトに沿って付け外しできる構造になっており、組み合わせた際にガタや段差が生じないよう1/100の精度で加工しています。
インバー材は切削時の加工硬化が大きく、切削熱もこもりやすくバリが出やすいなど、精密加工の難しい材質となります。
本事例では、わずかな加工硬化や熱による変形が寸法誤差の原因となり、組み合わせ時に支障が出てしまいます。
切削条件の調整や工具摩耗管理、クランプの仕方など当社のインバー材加工のノウハウを活かして加工を実現しました。